諸行無常の世の中ですねえ・・
と、何をたそがれているのかというと、
バルミューダがスマートフォン事業の終了を発表しました。
話題になりましたねえ、バルミューダフォン
個人的にはデザインは嫌いではなかったですが、
中身のスペックの低さと価格とのバランスがちょっとな感じでした。
”ちょっとおしゃれな格安スマホ”って感じで出せたら
あるいはもしかしてがあったかもしれませんが、
しょせんタラレバの世界ですね。
バルミューダの寺尾社長はこのバルミューダフォンを非常に気に入っていて、
10個のスペア機を確保して、それらを今後も使っていくとのことですが、
このギャップはプロダクト開発の難しさを表していますね。
”自分が欲しいものを作る”
それは正しくもあり、間違いでもある。
「自分が欲しい」は数多くあるファクターのうちの
小さな一つでしかないということでしょうか。
もう一点、気になることがあります。
スマートフォンはもう変化しないのでしょうか。
新規参入がない市場はやがて枯れていきます。
例えばiPhone3Gを初めて手にした時の感動が
もう味わえないかと思うと、
やっぱり寂しい気持ちになります。