今回は主にイギリス系のスラングです。
・A load of tosh
A load of が大量の~という意味で、Tosh = 戯言、ナンセンスという意味です。
文字通り、誰かが大量のくだらないツイートをしていることを「大量のナンセンス」と表現することも出来るし、一つのニュース記事を「大量の戯言がつまっている」と表現することも可能です。
もうちょっと汚い言い方で、A load of garbage, shit等がありますが、それよりはマイルドな言い方なのでまだ使いやすいです。
load自体が負荷だったり荷重という意味で、例えば load of worksで、だるかったり辛かったりする仕事が大量にある等のちょっとネガティブな意味に使われがちです。
例
A: The book I read says The Reptilians are true ruler of the earth.
B. Whoa, what a load of conspiracy tosh.
「俺の読んだ本に爬虫類人が地球の真の支配者だって書いてあった」
「しょうもない陰謀論の本だな。」
・Dodgy
怪しい、信頼できない等です。ゲーム等でもたまに出る用語であるDodge = 避けるで、それが転じて「避けるべき(人、場所、物事)」となりました。
例: You shouldn’t go to that club Friday, it’s dodgy.
「金曜はちょっとヤバいからあのクラブいかないほうがいいよ」
・Fancy
動詞で、
1. なんらかの要求や欲望を抱く
I fancy this ramen. このラーメンくいてぇ!
訳す場合は”fancy”を状況に応じて動詞にする必要があるので結構めんどくさいです。
2. (特に賭け事で)誰かを勝者だと見做す
I fancy Umehara to win the tournament. ウメハラが大会勝つに違いない
となります。
形容詞のFancyも「幻想、想像、空想」等の意味なので、まあ近いですね。