「残業」いやな言葉ですね、もやもやしますね(苦笑)
このもやもやする「残業」というものについて、少し考えてみたいと思います。

まず、残業って何でしょう?どんな業務なんでしょう?
辞書などで残業という言葉を調べてみると、

”既定の労働時間以後も残って仕事をすること、またはその仕事”

とあります。

ふむ、何をするかは特に定義がありませんね。

歴史的には1925年の「女工哀史」に残業という言葉が出てくるそうです。
一般的には前述の辞書の言葉通り、既定の時間内に終わらなかった業務を行うことをイメージすると思います。

さて問題はここからで、「なぜ時間内に終わらないのか」ですね。

・時間に対して業務量が多い
・業務処理速度が遅い

要因としては上記どちらかかになるはずですが、人の処理能力というのは(一定の習熟度以上では)言うほど人によって変わりません。いわゆる”よくできる人”でも工数ベースでmax1.2倍ぐらいでしょうか。

では「時間に対して業務量が多い」という要因について。

まず時間については労働規約で決まっていますね。
なのでその決められた時間に対してどんな業務を行うかということが非常に重要な選択となってきます。

また、プロセスの見直しやツールを使用することによって、業務に必要とする時間を短縮できる可能性があるかもしれません。

・限られた時間の中で何をするか?
・量を詰め込むのではなく、業務を取捨選択する。

残業に対してはここら辺がポイントとなってくるのではないでしょうか。

そして残業には残業代というものがあります。(そんなものないなんてダメですよ)
が、これはまた長くなるので次の機会にでも。