過去にパスワードに関する記事をいくつか投稿しましたが、
今回はパスワードを使わない認証について考えてみたいと思います。
まず真っ先に浮かぶのが「2段階認証」ですね。
7Pay事件ですっかり有名になりました(笑)
別に2段階じゃなくてもよくて、MFA(Multi-Factor Authentication)多要素認証なんて
呼び方もします。
パスワードと組み合わせて使用され、他の連絡手段(メール、SMS)やデバイスを使って
本人である確証を得るやり方ですね。
現在ではこの方式が一番一般的ではないでしょうか。
そして次に上げるのは「生体認証」です。
一般に、”指紋”と”顔”が使用されます。
時系列的には指紋認証が先に普及し、その後顔認証が出てきました。
Windowsは「Windows Hello」、Appleは「TouchID」と「FaceID」という
生体認証がありますね。
コロナが波及するまでは、顔認証というジャンルは非常に注目されていて、
「パスワードの次はこれだろ」といわれていました。
が、コロナの影響により、マスクが一般的になると、
この顔認証は使えなくなってしまい、再び「やっぱ指紋認証だよね。コロナもあるし」
と、再び指紋認証が再認識されました。
”次のiPhoneは指紋認証のTouchIDを搭載しろ”なんて声もよく聞こえてきます。
しかしここに来てマスクをしている状態での顔認証ができるようになったと
Appleがアナウンスをしました。
マスクをしたままFaceIDが可能に
おそらくWindowsデバイスも時間の問題でマスクありの顔認証ができるようになるでしょう。
こうなると、再び顔認証の勢いがもりがってくるでしょうね。
実際WindowsHelloで顔認証でのログインを行っていますが、
PCの目の前座るだけでロックが解除されるスピードと利便性は、一度使うとやめられません。
(いまはまだマスクではだめですが→なので一人で作業しているときのみw)
早くWindowsUpdateなどでマスクありのWindowsHelloが機能するようになるといいですね。
”マスク有りに対応するカメラが必要”なんて言われると、ちょっと萎えますが。
”ActiveDirectoryに顔認証データが保存される”なんて将来がくるかもしれません。