毎日仕事忙しいですよね(汗)
しかし、なんでこんなに忙しいんでしょう?
実は仕事の中身を分解してみると、意外なことがわかります。
まず仕事は3種類に分類できると言われています。
・専門性や知識を必要とする「スキルを要する仕事」
・マネージメントなど目的を達成するために行う「戦略的な仕事」
・調整ごとや共有、アプリ操作など「仕事のための仕事」
あまり意識したことはありませんが、
確かに自分の仕事を分類していくと、この3種類にまとまるかも。
それでは次にそれぞれの仕事に対して、
どのぐらいの時間を費やしているのでしょうか。
それがこちら。
・スキルを要する仕事:29%
・戦略的な仕事:10%
・仕事のための仕事:61%
なんとなく想像がついていたかもしれませんが、
最も生産性の少ない「仕事のための仕事」に
最も多くの時間を費やしています。
”仕事のための仕事”
いやな言葉ですね(笑)
これを減らすためにはどうしたらいいのでしょうか?
まず一番時間がかかってそうな、
”共有するためのアクション”に着目してみましょう。
これはある意味答えが明瞭で、
”共有するため(だけ)のアクションをやめてみる”
ということになります。
メンバーに伝えることを辞めようということではないですよ(笑)
わざわざ共有のためのアクションをしなくても、
必要な人には自動的に共有されている環境にしようということ。
渡りやすい例で言うとチームチャットなどですね。
自分のアクションの量は一切増やさず、
共有ができている。
まあ、チームチャットはチームチャットで
通知の多さや情報過多になってしまったり、
検索性があまり良くないというデメリットはありますが、
まあ例で言うとそういうことです。
理想はその業務に関わるタスクと共有が一つのアプリなんかで
実現できるといいですが(基幹系とチームチャットの間の子みたいな)
もしそんな環境になれば、”仕事のための仕事”の
大きな1ファクターがなくなります。
少し触れましたが、
使うアプリの数を少なくするのも有効な手段ですね。
「え?アプリ切り替えるだけじゃん?」
と思うかもしれませんが、
アプリの切り替えによって何が起こるかと言うと、
思考の中断や、情報の重複、欠落など。
普段私達はこれらの障壁を無意識のうちにフォローしながら
仕事をしています。
当然パフォーマンスは落ちますし、ミスも発生しやすくなりますよね。
このように仕事を分解していくと、
普段意識することがなかった、”生産性を低下させる要素”が見えてきます。
家計簿つけると無駄遣いがわかるのと似てますね(笑)
”あるのはわかっているけど、見ていなかったもの”
そんなところに、日々の忙しさを解消できる何かが
転がっているかもしれません。