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やっぱりWEBカメラの物理シャッターって必要かも

  • 2022年4月27日

こんにちわ、WEB会議はカメラオフにしたい派の事業部長ライダーです。

なんか緊張するんですよねー。
なんででしょう、相手と対面と同じと思えば
問題ないはずなんですが、
”撮影されている”という感覚が強いのでしょうか(自意識過剰)

さて、同様に音声はどうでしょうか?
やはり自分が発言するとき以外は、ミュートにしている
場合が多いでしょうか。

そんなWEB会議の音声ですが、
先日、アメリカの研究チームが公表したレポートによると、
一般的なWEB会議のアプリにおいて、
「マイクをミュートをしていても音声を取得できる」
可能性があると発表しました。

えっマジで?!

と思ってしまいますが、
これは現段階では、”やろうと思えば可能”ということのようです。

WEB会議アプリでマイクをミュートにした場合も、
アプリはマイクから音声を取得することができます。

つまりミュートのON/OFFに関わらず、
アプリはマイクから音声を取得できる。
要は相手に音声を届けていないだけ。と
考えることができます。

ということは、悪意ある者がWEB会議アプリに悪さをすると、
音声がゲットされてしまう可能性があるということです。

一方、カメラ(映像)の方はどうなっているかというと、
アプリでカメラをオフにした場合は、カメラの映像はアプリに渡りません。
もう、OSがアプリに渡さないんですね。
これはあるべき姿です。
映像と音声で、かなり扱いが違いますね。

さらに研究チームは、
”不正に取得した音声でどんなことがわかるか”
ということにも言及しています。

結果、機械学習をフル活用することによって、
82%の精度で、その人の行動が判別できたそうです。

なんか研究者たちがノリノリで解析してる姿が浮かびますが、
音声(生活音)も映像と同じぐらい、
データとして活用(?)できるということでしょう。

この問題はOSの動作とも深い関わりがあるため、
すぐには解消されないかもしれません。

カメラは物理シャッターや、シールなんかで対応できますが、
マイクはどう物理的に塞ぎましょうか。
もしかしたら
”内蔵のマイクをドライバーレベルで無効化して、外付けのマイクを使う”
なんて運用が出てくるかもしれませんね(苦笑)