よく社内の会話で、
社員「〇〇システムが開けないんだけど?!」
情シス「ああ、そのシステムはIEしか対応していないので、IEで開いて下さい」
というやり取りを耳にしたことはありませんか?
このやり取り、もう15年〜20年ぐらい前から続いています(笑)
もう、伝統芸というか、
ダチョウ倶楽部の押すな押すなぐらいの様式美です。
Chromeが普及し、かつ様々なブラウザエンジンが
使われるようになって久しいこの現在、
そんな「IEで開いてXXX。。。」なんてセリフを聞くことはないと思っていましたが、
実はまだこの伝統美は続いていました。
「弊社のシステムはIEにしか対応しておりませんので、
利用の際はEdgeのIEモードでご利用下さいますよう、お願いします」
なんて話を2,3日前に耳にしてちょっとびっくりした次第です(苦笑)
おお、IEよ、おまえはいつまでその爪痕をのこすのか。。。
ってか、そのEdgeって新しいEdgeか古いEdgeかどっちよ?!
※EDGEには2種類あり、
・古いEdge:レタリングエンジンはEdgeHTML、Windows10から標準採用されたブラウザ
・新しいEdge:レタリングエンジンはChromium、中身はGoogle Chromeで、古いEdgeはWindowsUpdateで新しいEdgeに置き換えられる。
と思い自分のPCにある新しいEdgeを覗いてみると・・・

おりなすった!
いやー、Microsoftさん、、、
まあ、当然需要はあるかと思いますが、、、ねえ、、
これで当分IEしか対応していない社内システムは延命できるのでしょうが、
同時にIEの呪縛も延命していきます。
もういいんでない?
と思ったのは私だけでしょうか。
IEのサポート終了も随分前からアナウンスされてきたわけですし。
ちなみにアプリであるIEのサポート終了は2022年6月16日です。
一方、EdgeのIEモードのサポートは「少なくとも2029年まではサポートする」とのこと。
少なくともあと6年はIE互換問題と付き合っていかねばならないようです。