加藤です。
Version 100.0, first offered to Release channel users on May 3, 2022
mozillaリリースノートより引用
ついにFirefoxもバージョン100です。
メジャーナンバーアップデートの頃が懐かしいですが、
着実に進化をしてきてる印象があるFirefox。
Chromium勢ばかりになってしまったブラウザ界にあって、
独自エンジンを続けてくれていることに、
やはり感謝するしかない日々です。
結局のところ、オープンソースとはいえ、
Chromium≒Googleな訳でして、
IE＝Microsoftの悲劇でないにせよ、
せっかくWeb標準が普及しかけたところで、
独自実装によるベンダー依存に傾くのは
古きを知る人間としては不安しかありません。
ここのところFirefox切りともいえる状況が続いておりますが、
提供サイドが低コスト化を図りたいという事以外に
マルチブラウザ対応を辞める理由がないことはハッキリ申し上げておきます。
Firefoxもアドオンに仕様変更が起点となって、
大幅にシェアを落としたのは事実ではありますが、
だからと言ってChromium系が全てにおいてFirefoxに勝るのか？
と言われると正直機能でいえば五分五分です。
もちろんGoogleサービスとの親和性おいては、
開発元であるGoogleがChromiumに最適化させるのは
致し方ないですが、あくまで最適化の話であり、
優劣というほどではないのが現実です。
Chromiumにいつどんな大問題が発生するかは、
誰にもわからない最近ですので、
この機会にFirefoxも触ってみるのはいかがでしょうか？
思わぬ発見があるかもしれませんよ？
