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働くうえでのガチャ

  • 2022年5月30日

もうすぐ6月ですね。
6月といえば、梅雨、そして新卒の離職者が出始めるときです。

研修やOJTが終わり、業務が日々の出来事として自分に降り掛かってきます。
上司から言われる内容、先輩との会話とそこから見え隠れする未来像。
いざ始まった業務が、自分の想定していたものと程遠かったり。

そんないざ直面しないと判明しない事柄や、自分の力では
どうにもできない、半ば運みたいなものを、「〇〇ガチャ」
なんて言いますね。

仕事をする上では、
・上司ガチャ
・部署ガチャ
・業務ガチャ
というようなところでしょうか。

最近は”テレワークガチャ”なんてこともありますね。

学校で当たり前のようにリモートを体験している世代にとっては、
”躰がそこにあることが仕事”みたいな考え方は理解に苦しみます。
テレワークがダメな理由について先輩や上司に聞いても
説得力のない答えしか返ってこない。
更には「新入社員のくせにテレワークなんて」
と、これまた理解しがたい言葉が返ってくる。

会社説明のときは、
「テレワークを積極的に活用し、柔軟な働き方うんぬん」
と言っていたのに、いざ入社して現場に入ったらテレワークのテの字も無く。
”そんな入社説明をしていた人事部や本社部門だけテレワークをやってる”
なんて笑えない話ですね。

未だテレワークに理解のない経営者が多く感じます。
自分にその成功体験が無いので致し方ないかもしれません。
学生時代からテレワークを体験している新入社員の方が、
テレワークの働き方のイメージを持っているのではないでしょうか。

もし、新入社員のあなたが、そういった”テレワークガチャ”にハズレてしまったら、
その会社にいる限り、今後もテレワークの恩恵を受けることは無いかもしれません。

基本的に会社の体質というものはなかなか変わりません。
そこに疲弊するぐらいなら、すでに環境が整っている場所に
行ったほうが早いでしょう。

その他のガチャも同様で、3年後、5年後の変革を待つよりも、
望む環境に移った方が、時間として有効かもしれません。

自分ではどうしようもできない働く上での「ガチャ」
ガチャが外れた場合、スルーできるものはスルーし、スルーできないものは
華麗に環境を変えるのも働き方の有効な手段の一つです。