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Microsoft Defender for business

  • 2022年6月2日

みなさん、会社のパソコンのエンドポイントセキュリティ(いわゆるウイルス対策ソフト)
は何をお使いですか?

ウイルスバスター、symantec、マカフィー
なんかがメジャーでしょうか。

ESETも一部では根強い人気がありますね。
カスペルスキーは昨今の世界事情でシュリンクしている傾向ですね。

と、いろいろ製品をあげつらいましたが、
「いやいや、うちは純正のWindows Defenderで十分だよ」
という会社も増えてきていますね。

一昔前は、
”サードパーティーのウイルス対策ソフトを導入しない”なんて、
=”セキュリティ対策を怠っている”
と言われていましたが、
Windows10あたりからだいぶ風潮が変わってきました。

Microsoftも「Windows10にするとセキュリティ対策ソフトが付いてくる」
なんてキャッチコピーでWindows10の拡販をしたりしてました。

それだけMicrosoftもDefenderの性能に自信がある現れなんでしょう。
実際、ウイルスの検出能力については、
メジャーどころのサードパーティ製品と互角だという数字を
公開していましたね。

性能が担保されれば、Defenderのコスト面での優位性が際立ってきます。
なにせWindowsOSに標準で付いてきて、パターンファイルを得るための
年間更新料なんかも無いわけですから。

そんな良さげなWindows Defenderですが、
企業で使用するにあたって、唯一足りない機能があります。
それは組織的な管理機能です。

どの端末でウイルスが検出されたとか、
どの端末のパターンファイルが古いままだとか、
会社としてのセキュリティリスクを情シスなどの
管理者が把握することができません。

パターンファイルはそのPCが単独でアップデートしますし、
ウイルスが検出された場合も、PC内で処理が終わり、
PCの利用者はわかりますが、情シスは把握することができません。

これはやはり困りますよね。
苦肉の策としてDefenderのログからウイルス検知を引っ掛けて
メールを飛ばすなんてスクリプトを組んで、ドメインポリシーで配布したり
していました。

それらをちゃんと管理しようとすると、
Intuneなどのソリューションを別途導入する必要があり、
それはそれでまたコストがかかりますし、ウイルス検知を知りたいだけで、
Intuneなどの総合デバイス管理的なソリューションでは大掛かり過ぎました。

そなある意味空白地帯だった領域に、Microsoftがあらた製品を投入しました。
それが、
Microsoft Defender for business です。

エンジンは従来どおりWindowsに搭載されたDefenderを使用し、
それらを一言管理するコンソールを提供します。
Microsoft謹製なのでWindows Updateとのおいしい連携も
期待できそうです。
こちらは月額330円(税抜)/1ユーザー
となっていますので、
この機能と価格レンジに魅力を感じるなら、
ぜひ導入検討してみてはいかがでしょうか。
30日の無料試用期間がありますので、
そこで使用感を確認してみるのもいいですね。

以上、久々に刺さったMS製品、
Windows Defender for businessの紹介でした(笑)