ITは私達の仕事や生活を便利にしてくれる道具です。(のはず笑)

昨今、そんなITと特定業種や業務をくっつけて
提供するという手法が流行っていますね。

例えば、ITと人事をくっつけたソリューションとして「smartHR
ITと会計をくっつけた「マネーフォワード」などなど、
このような事例はいくつかあり、
どれも一定の成功を収めているように思えます。

ということは、業種や業務の数だけ
ソリューションが存在できるということになりますが、
まあ、その業務の母数やコスト構造などがありますので、
そう単純にはいきませんが。

とはいえ、ITと業務業種をかけ合わせたときに
何かが生まれるのは事実です。
じゃあその業務は今まではどうやっていいたかというと、
”紙かExcelでやっている”というのが実情でしょう。

いままでそうやってきて、特に問題なく回っているので
現状から変える必要性を感じないということもあるかもしれません。

ただ、”特に問題なく業務が回っている”という一文の影には、
膨大な時間をかけた業務習得や手間暇が隠れている場合が多いです。
このような部分は経営者からも見えづらいですしね。

担当者が変わる引き継ぎ時に、
新しい担当者が痛感するのではないでしょうか。
「そんなやり方してたの?!」ってな具合に。

この驚きはパワーバランスでかき消されるか、
”理由は不明だがいままでと変えてはいけない”という謎の力で
封印されてしまします。

ITが介入することによって、
業務が開示され、不明確な理由のプロセスは見直され、
グループ内で進捗が共有されるようになります。

当たり前だと思って行っていることも、
ITが介入できないか検討してみましょう。
それは業務をスリムに明確にし、誰もが納得できるプロセスに
変わるきっかけになるかもしれません。