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Surfaceシリーズがアップデート

  • 2022年10月14日

Mirrosoftが直直に販売するWindows機、Surfaceシリーズがアップデートされました。
トピックとしては、
・CPUがインテル12世代に変更
・Surface Laptopに設定のあったAMD製CPU”Ryzen”モデルが消滅
・MS製CPUのSQ3搭載モデルがSurfaceProシリーズに統合
というとこでしょうか。

まあ、順当なアップデートといえばそうですが、残念な点を少し。
まずRyzenモデルが消滅してしまったことですね。
別にインテルが悪いと言うわけではなく、
他のデバイスとの互換性でRyzenモデルが問題に
なっていたことを考えると、合理性のある選択だったかもしれません。

ただ、過去に私が所有したSurface Laptop3 15インチのRyzenモデルでは、
Ryzenのいいところである、コストパフォーマンスや
バッテリーの持ちなどが非常に良かった印象です。

なんせSurface Laptop3 13インチのCorei5モデルより
サクサク動いてバッテリーの持ちもよかったぐらいですから。
(結局持ち歩きが頻繁にあったため、13インチの方に乗り換えましたが)

ここら辺は、いろいろ話題になっているインテル12世代の性能はいかに?
って感じですね。

あとはSurface LapTopについては、端子などのデバイス側の変更はほとんどありませんでした。
全モデルと同じボディで、相変わらずUSBタイプAが貴重な側面の面積を占有してしまっている。
ですので、前モデル同様、タイプC端子は左側に1つあるだけです。
流石にタイプC端子は「Thunderbolt 4」になりましたが。

確かにタイプAがあるとたまに便利だなと思うこともありますが、
本当にごくたまにの話で、変換アダプタで事足りる頻度です。
今後タイプAの流通が減っていくことを踏まえても、
どう考えてもここはタイプAではなく、タイプC端子を増やして欲しかった。
タイプCが足りなくて困ることの方が断然多いです。
いまはUSBハブで拡張して使っていますが、PC利用時にはほぼ拡張が必要なので、
常にUSBハブを持ち歩いています。

あと、前モデルでは”Surcface X”として独立したラインナップだった、
MS製CPU SQシリーズ搭載機ですが、
今回から、Surface Proのラインナップに統合されました。

思い起こせばSurfaceが初めて発売された時は、
インテルCPUではなく、ARM系CPUでしたね。
なので既存のWindows向けアプリケーションは動作ぜず、
Microsoftストアで公開されているSurface専用のアプリを使用するという仕組みでした。

見た目は普通のWindowsなのに、既存のWindowsアプリが使えないというのは
思った以上に不評で、
Microsoftストアのラインナップが拡充する前に、
「Surface Pro」としてインテルCPUを搭載したモデルが発売されました。

皮肉なことに、Surfaceをよく見くみるようになったのは、
このProモデルからでした。

そんな(Windowsでは)苦渋をなめてきたARM系CPUが、
Microsoft製と銘打ってSQチップと名乗り、
Surface Xに搭載されリリースされたのはなんだか感慨深いものがあったと同時に、
「ああまたか(また消えるか)」という思いもあったのは正直なとこです。

しかしそれが、
SQ→SQ2→今回のSQ3と、Surfaceと共にバージョンアップを重ね、
今に至っているのは、ある種MSの執念を感じます。

既存アプリとの互換性にまだ難はあるみたいですが、
省電力や処理性能など、ARM系CPUには大きなアドバンテージがあります。
(ちなみにiPhoneや最近のMacもARM系CPU)

しかし相変わらず値段が高いですねー(苦笑)
ただ、Srufaceシリーズはスペックで見ると割高な印象を受けますが、
所有感と言う意味では非常に満足できるPCです。
(SSD64GB/メモリ4GB版という見えている地雷を踏まなければw)

Appleの発表に比べ、地味なSurfaceシリーズの発表ですが、
でももう少し、注目されてもいいのかなと思います。