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MC480320 Manage Enhanced Teams Apps for the Microsoft 365 App (formerly Office.com) from the Microsoft 365 Admin Center要約 

  • 2022年12月6日

OfficeアドインやOutlook等の他アプリと同様に、4月よりTeamsにもアドオン・アドイン的な拡張機能を載せれるようになっていた。ターゲットリリースのテナントではこれらの拡張機能をMicrosoft 365 App(Office.com)で管理していたが、今後はMicrosoft 365 管理センター>統合されたアプリからグローバル管理者ロールを持つアカウントが管理するようになる、という話です。Officeの拡張機能と同じ設計にしつつ、シンプルで分かりやすいものにすることが目的とのことです。

 Enhanced Teams Apps、Teams拡張アプリ = Teamsのアドオン・アドイン、というイメージで大丈夫です。

設定内容としては、

1.全てのユーザーにTeams拡張アプリを使わせない。以前の設定は全てオーバーライドする、つまり既にTeams拡張アプリをインストール済みのユーザーだろうとそれらがが使えなくなる。

2.全てのユーザーにTeams拡張アプリを使わせる設定にする。一番最後に保存された時の可用性及び展開状況がそのまま適用される(誰が使えるか等の設定)

組織に何の影響があるか、という長い部分で目立つ箇所は以下です。

・Teams拡張アプリはデフォルトでは有効化されている。基本的に一つのアプリを一回有効化してしまえば複数のプラットフォームで利用できるタイプのものであるので、各種設定項目をアプリ単位での設定として設計し直すことにより、IT管理者が組織内での拡張アプリ展開をコントロールしやすくなるはずだ。

・Microsoft 365 App上でのTeams拡張アプリの可用性は新しいMicrosoft 365管理センターで設定可能で、Teamsクライアント上でのTeams拡張アプリの可用性は引き続きTeams Admin Centerで設定することも可能だ。OfficeアドインやTeamsアプリのデフォルト設定は変更されない。

大分長いですが、とりあえず設定箇所が変わるという感じです。元々該当機能を使わせてなかったりする場合は問題ないですが、該当機能を使っていて、特定のアプリやユーザーだけに機能を開放しているという場合は要注意です。