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MC499440 Cross-tenant synchronization (preview) 要約

  • 2023年1月24日

タイトル通りでは分かりづらいですが、テナント間でのアカウント同期が可能となります。

Cross-tenant synchronization lets you automate creating user accounts across tenants in your organization. Users created by the synchronization process continue to authenticate in the same way they do on their primary tenant and each application can assign conditional access policies as appropriate

クロステナント同期が有効化された状態で作成されたアカウントは組織内の複数のテナント間で使用できるようになる。 プライマリーテナント(訳注:アカウントを作成したテナントのこと?それともプライマリーテナントとしてどこかを指定できる?)と同様の認証方法で、同期されている別のテナントにログインでき、各種アプリケーションへの条件付きアクセスポリシーも同等に割り振られる。

といった仕様のようです。

また、後の文章からするとユーザーデータも同期される模様です。

This feature enables multi-tenant organizations to automate creating, updating, and deleting B2B users across tenants within an organization.

この機能により、マルチテナント組織において、組織内のテナント間でB2Bユーザーの作成、更新、削除を自動化することができます。

1月中旬からプレビューが始まり、2月頭ぐらいに実装が終わる予定で、詳細はプレビュー開始後に検証しろ、とのことです。

少なくとも英文を読んだ限りでは、「同期プロセス内で作成されたアカウント」が対象らしいので、既存のアカウントに適用することは出来なく見えるのですが、まだ謎です。その場合、専用の新規アカウントを作成する運用になりそうです。