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ほんやくこんにゃくが実現した?

  • 2023年2月2日

加藤です。

窓の杜より

「ほんやくコンニャク」実現!? 海外との友達とも自国語で会話できる「Skype 8.93」

https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1474722.html

窓の杜より引用

マイクロソフトはAIを使ったこの分野にはいち早く取り組んできておりましたが、
ついに日本語を含む複数の言語を元として、
他の言語へリアルタイムで翻訳をしてくれるうえ、
機械音声で読み上げまでしてくれるというもの。

現時点では1:1の通話のみですが、いずれミーティングでも実現するでしょう。

まだまだ完全な「ほんやくこんにゃく」とまではいきませんが、
確実に近づいていることは事実です。

言語という壁がなくなればその人の仕事力や
コミュニケーション能力そのものが問われる時代になります。
英語ができる、外国語が堪能という部分に頼り切って
スキルアップを疎かにしているといつか仕事がなくなるかもしれませんよ?

先にお話したとおり、現状のAIは超優秀な統計分析システムです。
統計のためのデータは多いほどよく、
また分析に使うパターン例も多いほどよい。
これが突き詰められると人間の思考・行動をリアルタイムで
最適であろう回答に導くことができるようになる。
というわけです。

人間の最強のパートナーとなりうるAIがもたらす、
「ほんやくこんにゃく」の実現のお話でしたが、
最後にちょっとだけ違う視点のお話を。

このAIが考える最適な回答がその人にとって最適かどうか?
は実はまた別のお話なのです。
前提や状況、立場などを考慮せず最高の結果を求めるAIが
パートナーだとするとどうなるでしょうか?
究極、目的達成のためなら自身をどこまでも犠牲にする、
という提案があってもおかしくありません。

AIに頼り切るのではなく、AIを使い込なす。
いまからそういう心掛けを持っておくのは大切かもしれませんね。