Share

現場最適の行き着く先は

  • 2023年3月1日

串カツの田中が話題になっています。
何の話題か?
それはtwitterに投稿された、入社1ヶ月で退職した新人さんの告白です。
・研修を終え現場に配属されたが、研修で教わった法令に基づくさまざまな会社のルールが現場では守られていなかったこと
・例えばルール通りに手洗いをしようとすると否定的な態度を取られたこと
・マニュアル通りにやろうとすると恫喝されたこと

などなど、「それアウトやろ」と思わず言いたくなるような内容です。

会社としてのマニュアルはあったものの、
それとは異なった現場でのやり方があり、
そちらが正しい手順のように扱われていたということですね。

なんだかなあと思いますが、
これは決して珍しい事ではありません。

なぜか日本では、
現場の権限が非常に大きい場合が見受けられます。
会社が定めたルールより、上司、先輩の発言の方が重視されます。

改めて考えてみるとおかしいですよね。
会社全体で定めたルールより、現場の個人が考えたルールの方が強いなんて。
確かに現場のルール/やり方の方が、その場だけ見れば、効率的な場合も多いです。
でもあくまで”その場で見えているだけ”の範囲においてです。

また、「悪法も法」という言葉があります。
本当に変えた方がいいルールならば、きちんと検討すべきで、
変えようというアクションもせず、ルールを無視し、
暗黙の内に現場のやり方で仕事をすることは、
アウトプットに直結するため会社にとって非常にマイナスです。

しかしながら、
この部分のチェックや、違反に対してのペナルティは驚くほど低いです。
細かいチェックと、ペナルティもちゃんと謳っている勤怠とは対照的ですね。

このような部分をみると、
「出社することが仕事」という枠組みで、いろいろなものが組み立てられている
と思わざるをえません。

トランスフォーメーションはマインドからですね。