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ついに影が見えるようになるお話

  • 2023年4月19日

加藤です。

ITmediaより

Twitter、表示制限(いわゆるシャドウバン)したツイートにラベル表示する新方針

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2304/18/news080.html

ITmediaより引用

 Twitterでは以前より「シャドウバン(通称:シャドバン)」と呼ばれる表示規制が囁かれていましたが、ついにこれがアイコンでわかるようになるというお話です。なお、このような表示規制は無料プラットフォームである以上、運営者が決めたルールに反するとされればある程度の規制がをされること自体は問題がない行為です。しかし、あまりに基準が明確でなかったりその状態にあるかどうかわからないというのが気持ち悪いであったり、無料プロモーションとして使っているユーザーについては死活問題と言われてきたのが経緯です。しかし、後者については言えば「タダ乗り」ですから考慮する余地はないと考えられますが、前者についてはせっかくコミュニケーションを取ろうとしているだけでなにか裏で規制されている、警告もないではプラットフォームから離れてしまうという現象につながり、サービスとして維持が難しくなるわけです。

 実際、Twitterはいうほどユーザー増加によりビジネスが拡大したわけではなく、どちらかというとユーザーが離れ、さらに経営も火の車だったわけでして、昨日お話したTwitterの再建策ではないですが、せっかくのコミュニケーションプラットフォームをなんとか維持していこうというイーロン・マスク氏の想いだけで運営されているように見えなくもなく、今回の施策もその一環ではないか?と推測できます。

 とはいえ、このようなマイナススタートの事案は試行錯誤の中で失敗のほうが多くなるのは必然でありながら、その中で見えてきたものから新たな姿をいかに早く見つけるか?が再生可能かどうかのポイントになるわけです。

 本日は連日となりましたが、Twitterの再建策のひとつ、シャドバンの明確から見える状況についてお話いたしました。何かのお役に立てば幸いです。