「うちもDXだ!」と経営者が声高らかに宣言したはいいけど、
結局、Teamsやslackを導入して終わったという話はよく聞きます。
”そんなのただのツール導入でDXなんかじゃねえ”
という意見もあるかと思います。
が、
最初の一歩としてはとても意味のあることだと思います。
チャットの持つ場所を選ばない即時性は、
情報伝達のスピードをあげ、間違いなくビジネスのスピードが上がるからです。
人と人との情報伝達スピード。
パソコンに例えるとCPUのクロック数に当たりますね。
高クロックの方が早く処理できることはイメージしやすいと思います。
チャットを導入して仕事の流れが変わった体験は、
さらに想像を掻き立てるでしょう。
ツールを使うことで業務が変わるなら、
どんなツールがあれば業務が変わるだろうか。
さらにツールがカバーできない範囲も、
やり方を変えることによって業務を変えることができるかもしれない。
変えることができるという体験。
これが得られるかどうかで、企業のDXは大きく変わります。
また、自治体ですがslackを全社(全庁)導入したという事例があります。
三層分離の中での導入は障害はあるものの、
おそらく大きな効果を挙げることでしょう。
DXで何から手を付けていいか判らないなら、
”まずはチャットツールを導入して情報伝達のスピードを上げる”
というのも、有効な手立てかもしれません。