重大な更新なので。
詳しい人なら分かるとはいえ説明がない略語が多いので読みづらいです。
SCC Security and Compliance Center
EOP Exchange Online Protection
EXO Exchange Online
従来はPowerShellでセキュリティ関係の操作をする時にリモートPowerShell(RPS)を使う必要があったのですが、RESTベースのより安全なコマンドレットが用意されてきました。そのためセキュリティの強化の一環として、7月15日よりRPSの仕様が変わるというものです。
具体的にはEOPにアクセスする際、RPSで使用されていたPowerShellのコマンドはRPSセッションとしてではなく、代わりにREST APIを呼び出すようになます。大事なこととして、コマンドだったり実行結果自体は同じのままなので、従来のPowerShellスクリプトを新規に書き直す必要は無い、とのことです。
ただし、Connect-IPPPSessionでの接続は7/15よりできなくなるので、
1.Exchange Onlineモジュールの V3.2以上をいれる
2. connect-ippssession -UseRPSSession:$false 経由で接続するようにする
とのことです。
なので、PowerShellスクリプトの大部分は変える必要がないけれど、最初のコネクトの箇所に関しては見直しが必要になる、といった感じです。