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Threadsのその後?のお話

  • 2023年7月27日

加藤です。

ITmediaより

Threads、Web版も「もうすぐ来るよ」とザッカーバーグ氏 フォローフィードは実装

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2307/26/news107.html

ITmediaより引用

 twitterがXになり、ますます自爆の道を進む中、とにかくリリースを急いだmetaの新SNS「Threads」ですが、やはりというか当初はInstagramユーザーが飛びついたこともあり急激なユーザー増加がありましたが、ユーザーが望む機能が少ないこともあり若干停滞モードになっております。

 そんなThreadsですが、metaのCEO マーク・ザッカーバーグ氏がWeb版の提供など旧twitterにあった機能を順次追加していくというようなコメントを残したことがニュースになっています。実際、フォロー相手だけを時系列に表示する機能は昨日実装されております。

 さて、このThreadsですが弊社でも運用について模索している中ですが、マーケティング視点で見た場合、ベースがInstagramユーザーということもあり爆発力はあれど購買力が弱い旧twitterユーザーよりも、若者からカジュアル層が多いInstagramをベースとしているThreadsは機能が揃ってきて、APIが公開されてくると一気にマーケティングプラットフォームとしての価値があがることが予想されます。

 実際、アプリケーション自体のトラブルも起こっておらず、相変わらずmetaっぽいなぁという自動押しつけ表示も早速フォローのみ時系列というユーザーが欲しかった機能を追加してくるあたりにも、旧twitterユーザーの取り込みを真剣に考えていることがうかがえます。

 とはいえ、良くも悪くも匿名性が高くアンダーグラウンドで忌憚のない意見のやりとりが魅力だった旧twitterよりも、ユーザー層がカジュアルであるInstagramプラットフォームベースだけに創作系ユーザーは機能さえそろえば一気にThreadsに移行するのではないか?と私は予想しています。ここにInstagramに実装されるという収益化もかみ合えば旧2chのような存在としてX(旧twitter)が残り、清濁が綺麗に分かれていくのがこれからの未来ではないでしょうか?

 さらにX(旧twitter)は仮想通貨についても積極的に取り組むようですし、ゴールとしては有料でないとほぼ使い物にならない意識の高い不思議なアプリとして変貌していき、最後は生き残りができるのかどうか?というレベルまで衰退するような未来も見えますので、無料でかつ創作系に有利なシステムをうまく構築できればマーケティングプラットフォームとしても創作支援プラットフォームとしてもThreadsは新しいソーシャルプラットフォームになれる可能性を秘めていると言えるのではないでしょうか。

 が、しかし、何といってもそこはfacebookでやらかしまくったmeta運営なのでInstagramのようにうまく舵が取れるのかが今後の課題とも言えます。変にfacebookと絡めようとせずInstagramとのよい連動だけを残し、独立したコミュニケーションプラットフォームとして進化させる道を選べば明るい未来が待っているように思えてなりません。

 本日は先日登場したばかりThreadsについて今後の考察をしていきました。マーケティングプラットフォームとしてX(旧twitter)は本当に死に体であることは明らかです。次なるプラットフォーム探しにお困りでしたら弊社のマーケティングチームがお手伝いできますので、お気軽にお問い合わせください!