Share

Threadsはいつか羽ばたくだろうというお話

  • 2023年11月15日

加藤です。

CNET JAPANより

「Threads」のプロフィール、「Instagram」とは別に削除可能に

https://japan.cnet.com/article/35211473/

CENT JAPANより引用

 えっ!?まだ話題にするの?なんて感じる方もいるかもしれませんが、metaが運営するInstagramプラットフォームの派生として生まれたタイムライン型SNS「Threads」。登場当初はX(旧Twitter)の大混乱の退避先として一気にユーザーを獲得するも、もともとInstagramのサブストリームとして開発されていたであろう形跡や、本来のローンチタイミングよりも相当前倒しでリリースしたことによる準備不足、機能不足が多くみられるままに本日に至っております。

 そんなThreadsですが、先ほどお話したとおり、Instagramのサブストリームとしてはちゃんと機能しています。ただ、Instagramとの連携性を中途半端に削っていたり、逆にいらないところは連携していたりで惜しい!としかいいようがない状況でしたが、先日、FacebookやInstagramとのコンテンツ共有(オススメ表示)の解除設定や、本日お知らせしたプロフィールの分離が実現するなど「独立したSNS」へとやっと歩み出したように感じます。

 そういう私はX(旧twitter)からコンテンツ関連ジャンルについては早々に撤退し、ThreadsとInstagramを使い分けるような形で数か月運用しているのですが、ユーザー数や反応を見ているとハッシュタグが機能し、検索もある程度できるInstagramのほうがいまはユーザーが多い印象ですが、metaの他SNSでのオススメ表示がされるようになってから、Threadsへのユーザー流入は少しづつですが増えていることは事実であり、悪い面ばかりでもないなと1ユーザーとして感じております。また、ユーザーがグローバルに関わっているかんじはInstagramで非常に感じますし、Threadsでもその傾向が多いかもしれません。その中で民度という意味ではXが酷すぎるだけに、コンテンツ共有のSNSとしてはやりやすいですし、反応もわかりやすいなと感じております。

 そんな中、Threadsが独り立ちしようとしていくのを見ていると、あとはハッシュタグの実装や検索機能が実装されればコンテンツクリエイターにとってはXよりんもThreadsのほうが将来性やマネタイズの可能性を大きく感じます。それぐらいInstagram系ユーザーはコンテンツへの興味や反応があるように感じるからです。

 Xの自爆は想像よりもひどい形で進んでおり、個人としてもマーケターとしてももう撤退をどうはかるか?という段階ですが、受け皿になるものが日本では特にこれといった有力馬がない中、Threadsはその候補になりうるプラットフォームだと考えております。

 ちなみにある程度の母数ユーザーを抱えているにも関わらず、プラットフォームトラブルがとても少ないこともThreadsの特徴です。このあたりはさすがmetaというべきでしょうか?

 SNSは常に主役が変わるものですが、次なる主役はどれになるのか?引き続き興味深くウォッチしてきたいなと考えております。