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配信等で出てくるオタクスラング Andy、F

  • 2023年11月16日

意外と長くなったので2つだけですが、インターネットの配信コミュニティで流行ったミーム編です。

・Andy

特定の行動だったり、配信のメインコンテンツをこすること及びその人を~ Andyと呼びます。
例えば、他人の動画等をみてリアクションするのがメインの配信者はReaction Andyと呼ばれたり、
車についてずっと語っている配信はCar Andyと呼ばれます。

元々の語源として、とある海外大物迷惑系配信者のIRL配信(In real life配信=リアルライフの配信ということで散歩等の外配信)に、名前にAndyが入るアメリカ人配信者が出演して知名度を獲得しました。
最初のAndyに続き、別のAndyがまたそのIRL配信に出演して有名になったのですが、その人がメキシコ人で、最初のAndyと区別するためにMexican Andyと呼ばれていました。

日本ではこのような行為を売名とネガティブに捉えるのですが、アメリカでも同様で、そのIRL配信を中心に◯◯ Andy = 他人の売名するやつの呼び名、みたいに扱われ始めました。例としてAsian Andyを自称するアジア系売名配信者が現れたりもしていました。

それが転じて、特定のなにかをこする配信/配信者のことを上記のようにReaction Andy等と呼ぶようになりました。今では元々の「売名しているどこかのAndy」という意味からは切り離されており、guy等のような一般名詞としてAndyが使われているイメージですが、まあ元々のネガティブさだったりそもそも同じことをし続けるということから、配信者が自身のことを自嘲気味に言うという等の、そこまでネガティブではないにしてもちょっと皮肉寄りのユーモアなニュアンスが強いです。

・F

Fという言葉がコメント欄等に並んでいる場合、逆に英語が分かる人間の場合F**Kだと思いがちですが、これは逆で「リスペクトを払う」という意味でのFです。

Press button to star event等の「ボタンを押してイベントを始める」という意味の英文がありますが、Call of Duty: Advanced Warfare内で命を犠牲にして主人公を救ってくれた戦友の葬式に参列するイベントで、Press [F] to Pay Respects = “Fボタンを押して(死者に)敬意を払う”という文字が表示されたのが元です。
感動するイベント中に、急にFボタンを押せというゲーム的なメッセージが表示されてギミック感が強いことが多くのネットユーザーにとって面白いとされミーム化しました。

pay respect = 追悼の意を示すという意味もありますが、単純にリスペクトするという意味でも使われます。

例としては、

・ゲームの試合終了後にFと打つことによりお互いのチームに敬意を払う

・回線トラブル等で配信が突然切断された時にチャット欄でFと打つ(Rest in peaceみたいなノリ)

が挙げられます。

どちらも明日から使えるスラングなので是非お使いください!