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スト6発売記念 格ゲーで良く使われる単語及びその語源

  • 2023年6月8日

せっかくなので。長くなるので格ゲー用語そのものの解説はしませんが、英語のほうの意味は解説ありです!

・BnB, Bread and Butter 基本ムーブ 

バター付きのパン=基本の食事転じて生活必需品、飯の種といった意味の言葉です。

・Cheese 厨 

単純に強すぎる技だったり、知らないと返せない戦法全般で、特にやる側が上手くなくても出来るもの。 1992年にスト2でベガが言われたのが初めらしいですがスタークラフトで有名になったはず。Cheese自体は元々こういう意味ではないのですが、cheesy、cheat、cheap、easy等といった、しょうもない戦法に対する悪口全般がまとまってCheeseになったという説が濃厚らしいです。

・Cross-Up めくり 

Cross upというのは他人を騙すという意味なのですが、まさにガード方向が騙されたかのように逆というめくりにぴったりな言葉です。

・Footsies 地上戦

ちょっとセクシーな言葉で、「特にロマンティックな意図を持って、テーブルの下等で自分の脚を他人の脚に当てる」という意味なのですが、地上で足払い戦をする様がそんな感じなのでこう言われています。

・Frame Trap 暴れ潰し

 「連続ガードになるほどではないけれど、動きたくなった相手が何かしたらカウンターになる」という技全般に対して、「見た目的には割り込めそうだけどフレーム的に割り込めない」という意味で付けられています。暴れ潰しよりもしっくりくる気がします。

・Meaty 持続当て 

肉々しいという意味なので、一見すると「単純に当たると痛い技」のことに見えますが違います。「相手の起き上がりに重ねると通常出す技よりも美味しい」「単純に(肉同士が)めりこんで見える」等の色々な説があるのですが、語源は不明です。上述のものはある程度英語の意味が通ってましたが、これは見ても良くイメージが出来ませんね。

・Poke 牽制 

こづくという意味です。 特に槍などの長いもので突くというのが元々の意味で、それが転じて、長い技で相手を牽制する、という意味で使われます。

・Punish 確定反撃 

日本語でもたまに実況が「咎める」等というやつです。相手の甘い技を咎める、という意味です。

・Safejump 詐欺飛び

文字通り、ジャンプ攻撃を重ねても安全ということでセーフジャンプです。かなりわかりやすいです。

・Vortex 起き攻め(ループすることを中心にしたキャラだったりプレイスタイル)

Vortex=渦なのですが、相手がずっと起き攻めでじゃんけんをしつづけてくるということを、「思考の渦に囚われる」として、Vortexと呼んだのが語源のようです。

・Whiff スカ

風が軽くふく、空振りといった意味の言葉で日本人からすると見覚えがない言葉ですが、海外勢にとってはそのままです。スカ確はWhiff Punishです。

・Wombo Combo 神プレイ

実況があまりのプレイの上手さにめちゃくちゃ興奮して叫んだ謎の言葉です。他のゲームやリアルのスポーツでも使われますが、「完全に綺麗に決まっている」「何人かの連携プレイで起きた」「即死コン」「試合をキメた」等のムーブに対して言われることが多いです。

語源はRoundtablepizza社のWombo Comboというピザで、具がたっぷり乗っていてたしかにテンションが上がる見た目ですが、多分これを言った人はとりあえず語感で言っただけだと思います。