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社内広報のすすめ

  • 2023年12月28日

プレスリリースや発表会などに比べると、軽んじられがちですが、ぜひおすすめしたいのが社内広報です。社内広報というのは、新年度の社長インタビューなど社員向けの情報発信のことをいいますが、
私がおすすめしたいのが社員向けのインタビューです。

社内向けなのでラフで良いと思いますが、これまでと現在の担当業務、かかわったプロジェクトの苦労話、得意分野、今困っていること、そしてちょこっと趣味や休日の過ごし方などプライベートな話。
1時間程度インタビューして、記事にまとめ、社内サイトなどに掲載します。
 
おすすめの理由はこんな感じです。

1.社内の人のことを知る
通常業務をこなしているだけではわからないスキルをもっている人ってたくさんいますが、なかなかこれまでの業務経験やスキルについて話す機会はないものです。
自分ができること、今求めているスキルなどを発信することで、お互いに助け合うことができるようになります。特に開発系の方はいろんな隠れたスキルをお持ちです!
また、「こんなことがしたいよー」と発信すると、力になってくれる人が現れます。
そして、人柄や好きなことがわかると、初対面でもコミュニケーションしやすくなりますよね。

2.社外向け情報発信のヒントになる
社内の色々な人の話を聞いておくことで、記者に取材を提案するヒントになります。
プレスリリースのネタにはならなくても、専門的な媒体など向けには
「こんな新しい技術を活用している」、「面白い利用動向がみえている」ので取材して欲しいなど記者の好みに合わせた提案が可能になります。
1対1でじっくり話を聞けるインタビューは、その業務の担当者にしか見えていないネタを集める貴重な機会になります。

3.広報スキルを磨ける
インタビューは、話し手にとっては話す訓練になりますし、自分自身の考えを整理する機会になります。広報担当者にとっては、話を聞き出す、聞いたことを読みやすくまとめる訓練にもなります。また、アクセス数などをみることで、関心を引くタイトルのつけ方、今注目されているキーワードなどを知ることもできるのです。

日々の業務ですでに手一杯という広報担当者は多いと思いますが、一度挑戦してみてほしい活動です。
すぐに効果が目に見えるものではありませんが、細くでも長く続けてみてください。
きっと効果を感じられると思います。