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最適な通信手段

  • 2023年12月28日

普段何気なく使っているいろいろなシステム。
問題なく使えている時はいいのですが、
急に使えなくなったときって困ってしまいますよね。

例えばそれが事前に予定されていたシステム停止であっても、
「聞いてねー」となりがちです。

この”予定されたシステム停止”を事前に伝える方法は複数あります。
よくあるのが、使っているシステム内で告知される場合。
使っているシステムなので確実に目にするため、システム停止したら困る人に
情報を届けることができます。
ただ、いざ使えなくなった時には、告知そのもが見れなくなってしまうという
問題があります。

じゃあということで、メールでシステム停止を告知するのは
一般的な手段ですが、これまた”メールに埋もれてしまう”状況になって
肝心の情報が伝わりにくくなってしまいます。

電話は一旦は確実に伝わりますが、
システム停止日を迎える頃には、おそらく忘れ去られていることでしょう。

じゃあ、システム停止を告知する最善の方法ってなんでしょう?

あるベンダーは「FAX」という画期的なツールを使ってシステム停止を告知しています。

いや、冗談じゃなく、ディスっているわけでもありません。
いろいろな告知方法を試して、一番伝わりやすかったのがFAXだったというこです。

FAXは着信という扱いになるため、
どうやら電話と同等程度のコミットメント力を持つらしく、
けっこう社内で重要に扱われます。

また、情報が紙という”モノ”で残るため、
そのFAXを壁に貼っておけば、情報を表示し続けることができます。

意外な盲点ですが、
このベンダーでは試行錯誤の結果としてFAXという手段が確立しました。
目的にあった最適な手段を選択することは、当たり前のように聞こえますが、
実は簡単なことではありません。

先入観にとらわれず、目的にあった最適な手段を選択できるよう、
気をつけたいですね。