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MC630306 Twitter web part display in SharePoint要約

  • 2023年7月11日

色々と話題のTwitter関連です。

一言でいうと、「Nothing to see here – yet」というメッセージが表示されSharePoint OnlineでTwitterを表示するWebパーツが使えないユーザーがいるかもしれない、という話です。このMCというよりもリンクが本体です。

https://support.microsoft.com/en-us/topic/twitter-web-part-display-in-sharepoint-is-empty-84384f98-f4ce-4574-b124-4fdbd909b4d3

現象説明箇所の引用です。

“On June 30, 2023, Twitter changed its terms of use for third-party access. The company now requires users to be authenticated in order to view timelines and tweets. Additionally, Twitter has limited the amount of content that users can access daily. This change affects the ability to support Twitter services within SharePoint.”

2023年6月30日、ツイッター社はサードパーティ製品によるアクセスに関する利用規約を変更した。Twitterの変更により、タイムラインやツイートを見るためにはユーザーが認証されている必要がある(=有効なユーザーとしてログインしている)さらに、Twitterはユーザーが毎日アクセスできるコンテンツの量を制限しています。

この変更は、SharePoint内でTwitterサービスをサポートする機能に影響します。

・Twitter changed its terms of use for third-party access

単純に「サードパーティ製品や第三者によるアクセス」のことです。正確には、データぶっこぬきBot等でTwitterのアクセス数が異常な数になっていることを食い止めるために、一時的にログイン必須とかAPI制限などをしている、というのが事の顛末だと思います。

・The company

「Twitter社による規約変更」の話なので、会社という体での主語です。日本語だとTwitterと呼ぶだけなのであんまない感覚ですね。

users to be authenticated 

非常にADとかに関連してそうなMSっぽいタームですが、Twitterの場合単純にアカウントがログインしているという意味です。

Additionally, Twitter has limited the amount of content that users can access daily. 

TwitterでAPI制限と出て閲覧できない例の現象のことです。おそらくですがこの現象に関してはユーザーに対するAPI制限はほぼ関係ない気がします。これとは関係なしに、「API経由のTwitterへのアクセス」自体が制限されていく方向なので、そっちと混ざってるのかも?

直し方自体はTwitterのせいなので不明で、ワークアラウンドもTwitterウェブパーツ削除すれば?といった感じなので、どうしようもないです。

とはいえ、該当Webパーツが表示されないだけなら放っておいたら直るかもしれないし、MSからの続報もあるはずなので、ユーザーが納得するならとりあえず置いておけば良い気がします。