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懐かしさとビジネスと

  • 2024年1月29日

〇〇ホイホイってよく聞きますね。
私はよくおじさんホイホイにひっかかります笑

最近ひっかかったおじさんホイホイはラジコン。
小学生のころ高くて買えなかったラジコンがリバイバルされ、
数秒の熟考の結果、ポチってしまいました。
ただ、金額は良心的だったように思います。

似たようなもので、バイクも中学生、高校生時代に発売されたバイクが
”伝説の”みたいな枕詞を添えて当時の2倍ぐらいの値段で販売されています。
パチンコに並ぶ台ももろターゲット層がわかるようなラインナップですね(苦笑)

懐古ビジネスなんていいますが、
懐かしいものってお金になるんでしょうか。
いや、たぶんなるんでしょうねw

バイクがわかりやすい例ですが、
品質や性能においては当然現在発売されていいるものの方が良いです。
補修部品も基本生産中止で、プラスチックやゴムは劣化で崩れ、
金属は錆と熱で固着変形して、修理も一筋縄ではいきません。

”あの頃のモノ”が欲しいわけであって、
おそらく求めているのは品質とか性能の部分ではないんでしょうね。

そういったジャンルがあるのはもちろん理解してますし、
自分も購入しているので言えた口ではありませんが、
プロダクトとしてはあまり健全でないように思います。

過去と全く同じモノ、またはリニューアルしたものだらけで
新たな提案や価値観が創造されない世の中ってどうでしょう?

また、思い出補正ってあまり長続きしないことが多いです。
同じものを昔見たときと今見るのとでは、違ってみえるのも当然です。
何十年を経て憧れのものに触れた感動は大きいですが、
乗ったり触ったり実際に所持してみると、なんか違うと感じてしまったり。

実際にリバイバルされた商品って瞬発的には売れますが、
長続きはしないそうです。
結局、新しい価値を生み出すことがビジネスの根幹なのかもしれません。